内装工事の構想から発注までの流れ

打合せ

(1)計画

まずは、基本的なレイアウトを決定します。

出入り口の位置や動線、バックヤードはどれぐらい確保するかなどです。飲食店であれば、厨房の面積や位置を決定し、平面図にまとめます。後悔しないためにもここで一番時間を割く大事なところです。

イメージしている写真や色見本などを用意しておくと設計・施工会社に伝わりやすくなります。

 

(2)設計

作成されたパース、平面図、天井伏図、立図面をもとに、レイアウトの詳細を決め、許認可事業の場合は当該の役所と折衝し、設備機器の計画、設計などを行います。これらの要素を付加して実際の店を作るための施工計画や実施設計図面が作成されます。

 

(3)見積もり

複数の設計・施工会社に見積書と施工方法についての提案書を出してもい、そのなかから選定する「コンペ方式」、特定の会社に任せる「指名方式」があります。

どちらにもメリット・デメリットがあるので、予算や条件と照らし合わせて考えましょう。

 

(4)契約・発注

設計・施工会社が決まったら契約です。

ここで注意するべき点は、工事代金の支払方法です。

「着工金、中間金、竣工残金という三分割しての支払い方が一般的です。

事前に支払い時期や支払方法などを確認しましょう。

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